Ammo「調和と服毒」チラシ(2019)

Ammo「調和と服毒」チラシ
脚本・演出:南慎介

日程:2019年10月17日~22日

会場:上野ストアハウス


*本公演のチラシデザインを担当させていただきました。Ammoは、歴史的・社会的背景のある題材を多く取り扱う劇団。観劇当日、作品世界を一歩深く楽しんでいただけるように、チラシでもその背景やキーワードを紹介しています。


<INTRODUCTION>

「最も聖なる場所に悪魔的に美しいものを描く」

ルネサンスを代表する巨匠、古典主義の最大の画家、新プラトン主義の美術界における最大の守護者、ラファエロ・サンティ。その姿はミケランジェロ、レオナルド・ダ・ヴィンチという複雑なる知性の大いなる影に時に隠れがちです。ですが彼は、当時最大の工房を運営している経営者でもあり、他の巨匠が建築をはじめとして天文学や音楽、物理学までにその手を広げたのと対照的に、ただ「美」にのみ生きた人でした。

『調和と服毒』は「美」という言葉が神への距離と等しかった時代。彼の工房で繰り広げられる「美しすぎる絵を描いてしまった人」を巡って繰り広げられる議論劇です。

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